不適合度が存在するときの回位生成について考察しました.また,不適合度のHodge双対性から,拡張された応力関数が得られることがわかりました.

2020/05/14


不適合度が存在するとき,転位起源の回位場とbend-twist(局所回転場の勾配)起源のそれは異なります.また双対性から,不適合度の応力関数は,従来のAiry応力関数を非対角成分を持つ場合にまで拡張したものとなります.
“Duality of the Incompatibility Tensor”
Kazuhito Yamasaki and Tadashi Hasebe
MATERIALS TRANSACTIONS, 61(2020), 875-877.
https://doi.org/10.2320/matertrans.MT-MM2019004