刃状転位列でモデル化したキンクバンド周辺に生じる変形を数値解析によって求め,各応力成分や回転量の分布に関して考察しました

2020/06/01


キンクバンドをいくつかの刃状転位列でモデル化し,数値解析によって応力と回転の分布を求めました.複数の刃状転位列の配置を検討し,特定の転位列の配置ではある応力成分と回転が局在化することが分かりました.
“Dislocation-Based Modeling and Numerical Analysis of Kink Deformations on the Basis of Linear Elasticity”
Shunsuke Kobayashi and Ryuichi Tarumi
Materials Transactions, 61(2020), 862-869.
https://doi.org/10.2320/matertrans.MT-MM2019006